アルバイト

アメリカ合衆国での留学生のアルバイトは学内に限定されています。(あまり知られていませんが、アラスカ州はアメリカ合衆国の一部です。) 

UAA(詳しくはアラスカ州立大学アンカレッジ校を参照)で学内のアルバイトを見つけるのはそれ程困難ではありません。時給もそう悪くはないと思います。アルバイトを見つけるには、学内や寮の掲示板で張り紙を探したり、直接 Human Resource Services へ行って情報を得ると良いと思います。インターネット上でも情報を見ることができます。何個所か応募すれば、割と簡単に仕事を得ることはできるようです。具体的には、カフェテリアのレジ係、アートギャラリーの見張り番、コンピューターラボの係、日本語チューターなど多岐にわたります。

学生バイトの時給は、$7.50 ~ $9.50 です。労働時間は、週20時間以内。夏休み中は週40時間までとなっています。ただし、場所によっては予算の関係で夏休みでも週40時間の割り当てがもらえないことがしばしばあります。そういう時はかけもちしても大丈夫です。

数は非常に少ないですが、たまに週20時間のスタッフのポジションがHuman Resources のウェブサイトに載っていることがあります。そのポジションに適した能力があれば、留学生でも応募することができます。要は、週20時間以内、そしてキャンパス内ということさえ守られていれば、どんな仕事にでもつけるのです。日本語のクラスで講師として教えている日本人学生もいます。

スタッフとしての時給は$12 - $16程度です。仕事の内容は、コーディネーターやデスクトップバブリッシングのアシスタントなど、学生バイトに比べると責任のあるものになります。授業料が一部免除になるポジションもあるようです。

UAAでのアルバイトに関するサイト
UAA Student Employment Opportunities

既に一度日本の大学を出ていて現在働いているが、アラスカが好きなので再び学生になってアラスカ大学で学びたいと思っていると言う方から、時々メールをいただきます。そう言う人達は仕送りが無いケースがほとんどなので、学費・住居費は大きな問題になってきます。現地でのアルバイトも、こつこつ貯めれば立派な収入になります。

私の場合、こちらに来てしばらくは生活全般のことで精一杯で、アルバイトをする余裕はありませんでした。人によっては最初の1年間は比較的簡単な授業を取ることもあって、かえってアルバイトをする余裕があると言います。そこら辺は個人差でしょう。まだまだ英語に不自由している私にとっては、アルバイト先でしゃべらざるをえない状況が英会話の勉強にもなります。お金だけではなくて働く事自体が楽しいし、生活の潤滑油にもなっているので、これから先もアルバイトはずっと続けて行こうと思っています。