写真 2008年 シーカヤック
● ブラックストーン(Blackstone)氷河 ● 日帰りシーカヤック旅行です。 今年もEpic Charters のサービスを利用しました。 (ボートチャーターについては「シーカヤック その2」を参考にしてください。) 行き先はブラックストーン(Blackstone)氷河。 写真だと氷河にかなり近いように見えますが ちゃんと距離を保っています。氷河が崩れてくるとその衝撃で 波ができ、カヤックが転覆することがあるので氷河に触れる程接近はできません。 それでも氷河クルーズなどのボートに比べたらかなり氷河の近くまで行かれるので 迫力満点。 氷河の近くのポイントでボートから降ろしてもらい、 夕方また迎えに来てもらいます。 ここは日帰りにぴったりの場所です。 日本から遊びに来た私の両親を連れて行ったのですが、 アンカレッジの友人ご夫婦も参加してくれました。 氷河に向かってパドリング中。カヤックを漕いでいるときは暑いくらいです。 氷河に近づくと気温がぐっと下がります。 みんなで氷河を見てるところ。 この日は結構大きなケビン(氷河の崩壊)があって皆さん大喜び。 アンカレッジから行かれる日帰りシーカヤック旅行、 日本からお客さんが来たときにはぴったりの催しです。
ここからの写真は9月上旬の3連休に行った2泊3日シーカヤック旅行の様子。 いつも行くベリー、コックス、カスケード(Barry, Cox and Cascade) 氷河 に加えて、サプライズ(Surprise)氷河もまわってきました。 アウトドア旅行は天気によって印象が全く変わってきます。 この時はカヤックを漕いでいるときは晴天が続き、波もほとんど無く これ以上に無い良い条件に恵まれました。 夕暮れ近く。やっと目的地に近づいてきました。 写真向かって左側、黒い影は海坊主の頭ではなくてラッコです。 一日が終わっていきます。 アラスカの自然の中で過ごす静かな週末。 今回はエビ籠を2つ用意しました。でも潮の流れが強く、2つのうち1つは 紐と籠を繋ぐ部分が取れて流されてしまいました。 1つのエビ籠でしか収穫はできませんでしたが、結果は上々。 普通エビとりはボートの上からするのですが、私たちはカヤックからしています。 ボートチャーターをお願いした会社の船長さんに 「カヤックからエビ籠沈めてこれだけエビをとったグループは始めて見た」 とお褒めのお言葉をいただきました。 キャビンの近くに出没する熊。 人のいないところに住む野生の熊は警戒心が強いので、 こちらの存在に気づくとすぐに逃げて行ってしまいます。 この熊、私たちの存在に気づいているけれど、確信は無いらしく しばらくこちらの様子をうかがっていました。 私たちが動かずに待っていると、警戒心をといたらしく 川へ降りて鮭をとっていました。 川が浅い上に鮭はうようよいるので、一瞬で鮭とりは終わります。
2009年 3月12日執筆。 写真は2008年夏に撮影。