シーカヤック その1
シーカヤックは自然を身近に感じられるアクティビティーの代表。なるべく大人数で出かけるとボートのチャーター代など一人当たりの負担が軽くなります。
私の場合、最初の数回は日帰りシーカヤックでした。ウィティアーまで車で行き、そこからボートをチャーター。氷河の近くで降ろしてもらって、夕方ボートにピックアップしてもらいます。
慣れてきた頃に2泊3日のシーカヤックトリップに誘ってもらう機会があったのですが、この泊りがけを体験してからは日帰りはもう行かれないと言う程泊りがけシーカヤックにはまってしまいました。
2泊3日と言っても、ずっとカヤックを漕いでいる訳ではありません。泊りがけなのでスケジュールがゆったりするし、大自然の中のキャビンで時間を過ごせるので、楽しさ倍増です。
私たちが泊まるキャビンは電気、水道が通っていませんので、食料や水など全て持参します。時期があえばキャビンの周りには野生のブルーベリーが沢山あります。近くの川では釣りもでき、3日間のキャンプ生活はあっと言う間に終わります。
日帰り、泊りがけにかかわらず、シーカヤックへ行くチャンスがあったら是非挑戦してみてください。場所にもよりますが、氷河の景色のみならずクジラやあざらし、らっこなどを見ることが出来ます。
● プリンスウィリアムサウンドのチネーガ氷河。 ●
プリンスウィリアムサウンドのシーカヤックは波が穏やかで初心者の私でも漕ぎやすいです。2003年、2004年の夏と何度か日帰りで出かけたけれど、来年は是非泊りがけで行きたいと思っています。海に流れ込んでいる氷河までカヤックで近づくと、迫力の体験できます。特にケビン(氷河の崩壊)が活発な場所では迫力満点。氷河に近づき過ぎないよう、注意が必要です。2004年7月撮影。
● チネーガ氷河のあざらし ●
ごまのように見えるのはあざらし。天敵を避けて氷河付近にたむろしています。2004年7月撮影。
● ブラックストーン氷河 ●
2003年9月撮影。