車の購入

この記事は中古車の購入を考えている方対象です。アラスカは車が高いです。中古車でも、恐らく日本での相場に比べたら「グレード落とせば新車が買えてしまうのではないか?」と思ってしまうほど高いのではないでしょうか。

車が無くても生活はできるけど、やっぱり車があると行動範囲がぐーんと広がります。何と言ってもアラスカのドライブは最高です。車を買う経済的余裕があるのなら、私は車の購入をお勧めします。

私が今まで車を購入したことがあるお店は以下の2店です。両方とも中古を扱う店です。

Affordable Used Cars
http://www.affordableusedcarsanchorage.com/
アンカレッジとフェアバンクス店があるが、私が利用したのはアンカレッジ店。

PSAUS Park and Sell America
http://psaus.com 

アメリカでの中古車ショッピングは正直言って頭痛の種です。と言うのは、中古車ディーラーは相手を見てふっかけてくるからです。時には問題のある車を黙って売りつけてきたりします。

こちらでの中古車ショッピングは交渉するのが前提になっているようです。ショッピングをする際に交渉はまず行わない日本人にとっては大変に感じるかもしれません。(先日大阪出身の友人と話していて気がついたけれど、日本でも土地によっては買い物の時交渉するのは当たり前らしい) 

そんな中古車ショッピングも、事前に自分でしっかり調べれば大丈夫。どうやって調べればいいか、ポイントを紹介しておきます。

中古車ディーラーをまわって「これはいいかな」と言う車が見つかったら、以下の点をチェックすることをお勧めします。

1.インターネットで市場価格を調べる。

下記のウェブサイトがよく知られています。

Kelly Blue Book
http://www.kbb.com/

NADA
http://www.nadaguides.com

市場価格と相手の言い値を比べてみて、相手の言い値とかけ離れていれば値段交渉の必要有りです。

2.試乗運転する

普通は無料で試乗させてくれるはずです。試乗させてくれなければ、その車には欠陥があるのかもしれません。必ず実際に運転してみましょう。見た目がきれいでも、どんな車かは試乗するまでは分かりません。

3.Buyer's Inspection(購入者の検査)に車を出す。

中古車ディーラーから車をかりて車の修理店へ持って行き、「この中古車を買おうと思っているのだけど、何か問題があるかどうか調べてください」と頼むのがBuyer's Inspectionです。結果をちゃんと書類にして渡してくれるはずです。

このBuyer's Inspectionはしてもしなくても良いと思います。私は機械音痴で自分で車を見る目が全く無いので、これを利用しました。確か3時間程かかりましたが、中古車ディーラーは無料で車を貸し出してくれました。

修理店に払ったのはうろ覚えですが、100~150ドルでした。結果いくつか小さな問題が見つかり、その修理店が出してくれた結果書類を元に値段の交渉をしました。

中古車ディーラー以外の購入ルート

  • 売りたい車の窓に、電話番号付きで「For Sale」と言う張り紙をしているのを見かけることがあります。よさそうな車だったら持ち主に電話して話をつけるのも良いでしょう。
  • craigslist < http://anchorage.craigslist.org/ >を使う。

※いずれの場合も、上記の1.市場価格調べ 2.試乗運転 は必須です。

glennallen_05_06.jpg
● グレン ハイウェイ ●
大学を卒業後、 仕事が始まるまでの2週間、思いっきりのんびりしました。
前々から行きたかったアンカレッジ~デナリ~フェアバンクス~トク
~グレナレン~アンカレッジの ドライブへ出かけたときの写真。
写真は私の愛車。トヨタのRAV4。2ドアで小さいので私にぴったり。
故障も無くよく動いてくれています。
2004年5月撮影