写真 2008年 ディップネッティング

アラスカ
● 鮭も沢山いるけど人も沢山 ●

今年もやってきました、ディップネッティングの季節。
写真は7月25日(金)キーナイリバーの河口にて撮影。
後ろに見えるのはリダウト山。

すごい人ごみでした。ここまで込み合うと場所取りなどで
私にとってはストレスです。でもキーナイリバーでのディップネッティングは
約3週間という期間が決められているので頑張って魚をとります。

アラスカ
● 鮭の処理 ●

写真はとった紅鮭の内臓を取り出す人たち。

私の連れは肉を食べないので、魚は我が家での重要な蛋白源。
ディップネッティングで1年分の鮭をとって大切に食べます。
よってディップネッティングの鮭とりは真剣勝負。
有給休暇をとってシーズン中、2~3回はキーナイまで魚をとりに行きます。
(ちなみに私は肉も食べます。)

アラスカ
● 叩く人 ●

写真はとった鮭をこん棒で叩いて殺す人。

鮭は結構なサイズがあるので、活かしておくと暴れて砂を撒き散らすし
どんどん移動してしまうし大変。
初めての人が見ると「かわいそう・・・」と思えるこの光景も、
そのうち見慣れてしまいます。(と私は思う。)

アラスカ
● 小ぶりだけど、鮭がとれた ●

今年(2008年)は小ぶりの鮭が多いです。
この人、鮭を持ち上げて「小せぇな・・・」と思っているのかもしれません。

私は小ぶりの鮭は塩鮭にして食べます。
身が薄いので、塩が均等にしみ込むんです。

アラスカ
● ぎゃーぎゃー ●

ディップネッティングに風景には付き物のカモメたち。
人間がさばいた鮭の残り物を食べています。

写真で見ると風情があるかも知れないけれど、
海岸でこのカモメたちはギャーギャーうるさいし人の頭の上にフンは落とすし
やっかいもの。でも魚の残骸を食べて片付けてくれているので
やっぱり海岸には必要な鳥たちです。

我が家のディップネッティングは今週末でおしまい。
また来年のディップネッティングの季節まで、大きなディップネットには
休んでもらいましょう。今年もお疲れ様でした!

2008年 7月 執筆