アラスカに住みたい アンカレッジからの現地情報
     Search


アンカレッジの治安

アンカレッジに住む予定だがいったいどこに住んだらよいのか・どこを避けたら良いのか。そういった疑問にお答えするため、私の住むアンカレッジに的をしぼって治安について書いてみたいと思います。

犯罪発生率:

住む場所を決める時にまず考えるのが治安。アンカレッジはアラスカ州で一番大きな町とは言え、大都市から来た人にとっては田舎町です。人口も少ないし田舎だから治安が良いというイメージがあるかも知れません。でも残念ながらアンカレッジの犯罪発生率はアメリカの全国平均を上回っています
まずは日本語で書かれた日本領事・アンカレッジ出張在
官事務所 < http://www.anchorage.us.emb-japan.go.jp/index_j.htm >の「治安・安全情報 < http://www.anchorage.us.emb-japan.go.jp/tian anzen.htm
 >」を読むと大体のことが分かります。

どのくらい犯罪率が全国平均と比べて高いのかを載せているウェブサイトをいくつか挙げてみました。

Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Anchorage,_Alaska
ウィキピディア。2005年の犯罪率のセクションの抜粋は以下の通り。(抜粋は2009年2月)
In 2005, the latest year for which data is available, Anchorage reported 735.6 violent crimes per 100,000 population and 4,116.1 property crimes per 100,000 population (see table). Anchorage's crime rate, both for violent and property crimes, is higher than for Alaska as a whole or for the U.S. as a whole. When compared with U.S. cities of similar size, Anchorage has a comparable rate of violent crime and a lower rate of property crime. Anchorage, and Alaska in general, have very high rates of sexual assault in comparison with the rest of the country, with Anchorage's annual rate of forcible rapes over twice as high as for the U.S. as a whole. Alaska Natives are victimized at a much higher rate than their representation in the population.[39]
(2005年有効なデータによれば、アンカレッジにおける10万人当たりに対する暴力犯罪発生率は735.6、窃盗は4,116.1である。アンカレッジの暴力・窃盗犯罪はアメリカ全国平均を上回る。アメリカの小都市間でデータを比べると、アンカレッジは暴力犯罪発生率は同等であるが、窃盗犯罪発生率は低い。アンカレジを含めアラスカ州の町では全般的に、他のアメリカの町に比べる性犯罪率が非常に高い。アメリカの他の町と比べると強姦犯罪発生率は2倍以上にのぼる。アラスカ原住民が被害者になっている率は、統計で出ている10万人当たりの犯罪発生率よりもずっと高くなる。)


Anchorage Crime Statistics and Crime Data

http://anchorage.areaconnect.com/crime1.htm
アンカレッジの犯罪率のデータを紹介。


City Rading - Crime Statistics
http://www.cityrating.com/citycrime.asp?city=Anchorage&state=AK
同じくアンカレッジの犯罪率のデータを紹介。

Anchorage Daily News - Alaska crime rates higher than U.S. average; violence on rise 
http://dwb.adn.com/news/alaska/crime/story/9368207p-9282028c.html
2007年10月10日の記事。アラスカの犯罪率がアメリカの平均を上回ることが書かれている。

Anchorage Police Department - Crime Statistics
http://www.muni.org/apd1/stats.cfm
アンカレッジ警察による犯罪件数が見られる。

Anchorage Crime Map
http://crimemap.muni.org/
アンカレッジ市による犯罪分布図。日ごとにどこでどのような犯罪が発生したかを見ることができる。

危険な地域:

アンカレッジがそんなに安全ではないことは犯罪率の高さで分かっていただけたと思います。犯罪に巻き込まれる確立を低くする為に、治安の良い地域を選んで住むことは大切です。具体的にはどんな地域が犯罪発生率が高いかを示すウェブサイトを紹介します。

上記で紹介したアンカレッジ出張在官事務所 <
http://www.anchorage.us.emb-japan.go.jp/index_j.htm >の「治安・安全情報 < http://www.anchorage.us.emb-japan.go.jp/tian anzen.htm
 >」からの抜粋を載せておきます。(抜粋は2009年2月)
「アンカレジ市内で特に犯罪が多いとされているのが、北東部マウンテンビュー地区、東部マルドゥーン地区、ダウンタウン東部のフェアビュー地区及びミッドダウンのスピナード地区と言われています。それら以外の地区でも発砲事件が起こったり、ダウンタウンのホテルでも侵入盗難被害が発生しています。」

Anchorage Police Department - Density Maps

http://www.muni.org/Departments/police/stats/Pages/Crime%20DensityMaps.aspx
この分布図では、犯罪のカテゴリー毎にアンカレッジのどの地域で発生率が高いかを見ることができます。この犯罪発生分布図は、これからアンカレッジに住む予定だが町の様子が全く分からない人には役に立つ情報なので、犯罪カテゴリー毎のリンクも張っておきます。分布図は小さくて見づらいですが、「download a larger version」へのリンクがそれぞれのページにあるので拡大地図も見てみてください。

Person Crimes(殺人、レイプ、強盗、傷害)
http://www.muni.org/Departments/police/stats/Pages/AnchoragePersonCrimesDensityMap.aspx

Property Crimes(強盗、窃盗、車の盗難)
http://www.muni.org/Departments/police/stats/Pages/AnchoragePropertyCrimeRelativeDensityMap.aspx

Public Order Offenses(不法侵入、破損、など)
http://www.muni.org/Departments/police/stats/Pages/AnchoragePublicOrderDensityMap.aspx

Best and worst crime ares in Anchorage
http://www.city-data.com/forum/anchorage/34268-best-worst-crime-ares-anchorage.html
フォーラム形式で自由に投稿できるもの。現地で住んでいる人の意見を読むことができる。

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・

こんなに犯罪件数が多いだの危険な地域がどこだのと書かれると、アンカレッジってとても物騒なところなんだと思われるかもしれません。でも普通に生活している分にはそれほど危険を感じるところではないと私は思います。

私は1999年夏からアンカレッジに住んでいますが、今まで受けた被害は思い出せるだけで2つだけです。うち1つは完全に自分たちの至らなさで起こりました。と言うのは、ガレージのドアを一晩開けっ放しにしておいてたら車の中のカーステレオを盗まれたのです。車の鍵ももちろんかかっていませんでした。

2件目はチュガッチ山脈のハイキングトレイル近くでキャンプをしていた時のこと。駐車場から少し離れたところにテントを張って寝ていたのですが、夜中に若者グループが駐車場へやってきて銃をパンパン撃ち始めました。夜が明けてから駐車場へ行って見ると、車の窓ガラスが割られて車内が荒らされていました。ちなみにそこにとまっていた車5台前後全部が被害にあっていました。

金額的には車のガラス代250ドルが一番大きな被害だったのですが、心情的には車内に置いてあったお気に入りの釣竿(安売りで15ドル)を折られていたことのほうがショックでした。

家を購入したりアパートを借りる場合治安が気になるところですが、上記のアンカレッジ出張在官事務所が挙げている地域を避けることと、決断を下す前に自分の目で現地の様子を見ることを心がければ大丈夫でしょう。まずは自分の目で周囲の環境を確かめてみることが大切です。道一本ずれても、近隣の雰囲気がガラリと変わることもあります。

無理に犯罪発生率の低い場所を狙って犯罪分布図上で真っ白の地域(犯罪が起こっていない地域)へ行って見たら誰も人が住んでいないところだったなんてことになります。住宅地であれば、多少の窃盗などが起こるのは避けがたいことだと思います。ですので、犯罪分布図で色の濃いところ(犯罪件数の高い地域)は避ける程度で住む場所を探すと良いと思います。

一般的にサウスアンカレッジは住むのに安全だと言われています。サウスアンカレッジは一軒屋を探している人にとって良い候補地になると思います。

2009年 2月25日 執筆

アラスカ アンカレッジ
● 今日のムース ●

人間による犯罪もこわいけど、熊が恐れられているのも事実。
特に2008年は熊と人が遭遇して人が熊に襲われるケースが多かったです。
でも熊よりも、ムースによる怪我の件数の方が多いんです。
かわいいからつい近寄りたくなりますが、子供連れの母ムースによって
人が踏みつけられて死亡した事件もあります。
この事件は1995年にUAAキャンパス内で起こりました。

2008年 4月 アンカレッジ国際空港近くにて撮影


Designed by Kuma     Login