アラスカのシーフード

アラスカのシーフードと言えばまずは鮭。そしてハリバット(おひょう)、カニ、牡蠣が挙げられます。他にもニシンやタラがとれますが、小売店で見かけることはほとんどありません。

アラスカへ来るとお手ごろな値段で新鮮なアラスカ産魚介類が簡単に手に入ると思っている方もいるかもしれませんが、期待しすぎるのは禁物です。

まずお寿司屋さんですが、アラスカ産のおいしい寿司ネタがズラリ・・・と並んでいることはまずありません。グローバルに食べ物が流通している時代です。マグロ、ハマチ、シャケ、大体はアラスカ外、又はアメリカ以外の所からやってきています。

でも時期があえば、アラスカ産のエビやホワイトサーモンが置いてある可能性有りです。お店の人に聞いてみるのが一番です。

お寿司屋さん以外のレストランでアラスカのシーフードを注文する場合、メニューに「アラスカのXXX」と明記されているか見てみましょう。「アラスカ」又はアラスカ周辺の湾の名前などが書かれていない場合、他から持ってきた食材であると言って良いでしょう。

オンラインやメールオーダーで買うときも同様です。アラスカのお店だからと言って扱っているシーフードすべてがアラスカ産ということではありません。アラスカ産のシーフードにこだわるのであれば、商品の詳細をよく読み産地がどこかを確認してから購入することをお勧めします。アラスカでとれたものであれば「アラスカ産」と明記されているはずです。

ここではシーフードの入手先にカテゴリーを分けて、どこでアラスカのシーフードを購入できるか書いてみました。


オンラインで買う (アメリカ在住者向け)

 ここで挙げたオンラインのお店はほんの一部です。他にもオンライン販売しているお店はまだまだありますので、Google やYahoo!で検索してみてください。


メールオーダーで買う (アメリカ在住者向け。アンカレッジでピックアップ可能)

  • Favco Inc (ファブコ):日本語サイト https://www.jp2ak.com/
    アラスカ産、そしてアラスカ以外の魚介類を電話、又はメールで注文すると発送してくれます。
    注文の仕方は、まずメールか電話でお願いして価格表をメールで送ってもらいます。送ってもらった価格表から品物を選んで注文します。

    日本人スタッフの方がいるので、メールも電話も日本語・英語どちらでも対応してくれます。アメリカ内陸に住んでいて「生の魚が食べたい。近所で干物なんか手に入らない。」と言う人にお勧め。

    卸売り店なので店頭販売はありません。事務所・出荷場所はアンカレッジのREI裏側。アンカレッジ在住者の方は、メールか電話で注文した後ピックアップもできます。その場合は送料がかかりません。

    本オーダー価格表 
    追加オーダー価格表 

    *2011年4月25日現在のものです。注文をする際は、最新の価格表及びオーダーフォームをファブコより取り寄せてください。

    *本オーダー価格は送料込み。追加注文価格は品物だけの価格です。
    本オーダーした際、追加のオーダー(量制限なし)の送料は無料。
    アンカレッジ在住でピックアップする場合は、追加オーダーから選ぶとお得です。

    Favco Inc
    1205 W 29th Ave, Anchorage, AK 99503
    Phone: (907)278-1525  
    Fax: (907)276-6626
    E-mail: sakana@favco.net

 

小売店で買う (アンカレジ在住者向け) 

上記のお店以外にも、Carrs やFred Meyerと言ったアメリカのチェーン店にもアラスカのシーフードは多少置いてあります。


レストランで食べる(アンカレッジ在住者、または旅行者向け)

上記の他にもシーフードを出しているアンカレッジのレストランは沢山あります。どこがお勧め?と聞かれたら私は上記3つを挙げると思います。

2008年 5月11日 執筆
2011年 4月25日 最終更新

アンカレッジ アラスカ
● シャケ鍋 ●
味噌味のシャケ鍋は冬の定番アイテム。
シャケは紅鮭。もちろん自分たちでとったものです。
残った汁で雑炊を作ると、これまたうまい。
2008年 2月 撮影